鳥海山に登ろうとした男達の記録

鳥海山に登ろうとして途中で断念した男達の記録


登り口近くの展望台から見た鳥海山の頂上?!


勤務していた時の友人たちと、8月下旬に鳥海山へ登ることにしました。

予定では、
往路(宿泊)→登山日(登山と宿泊)→下山(帰路)
の流れです。

往路で時間に余裕があったので、山居倉庫(酒田市)に寄りました。


さて、登山のルートです。
『yamagata ebooks』からの資料です。
https://www.yamagata-ebooks.jp/bookinfo/2895

鉾立口ルートです。

鉾立口→御浜小屋→七五三掛→鳥海山大物忌神社→新山→鳥海山大物忌神社(宿泊)→下山


しかし、天気が・・・・・

「てんきとくらす」のサイトで鳥海山の天気を見てみます。
https://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=06150005&type=15&ba=th
この、「C」は、何・・・???  
   ↓

風または雨が強く、登山に適していません」とあります。

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しかし、宿泊していた宿にて朝起きた時の様子では、登れそうです。
・・・と、いうことで登ることにしました。

鉾立登山口。ここからです。

日本海側を見ると!

鳥海山の山頂も顔を見せています。

石畳を登ります。


霧が出てきました。
登山道の脇に咲いていました。


雨が降ってきました。

「賽の河原」。かなりの雨と霧です。
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登っている途中で、下山してくる人たちに上の様子をお聞きしました。

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今日、登った組は「御浜小屋」で引き返したとのこと。

例えば、、、、、
四国の徳島県から登りに来たご夫婦は、様子や装備品(登山用のマップや登山用腕時計を所有していたり等)から見てベテランらしいが、『せっかく徳島県から来たので、いくら、風が強いといっても、自分たちは大丈夫であるから、ぜひ登りたいと思っていた。しかし、「御浜小屋」から先は、風が強く、それを遮るところもなく、身の危険を感じた。それで、断念して下山する』とのこと。

昨日、山頂に登った方で下山された組も、だいたい、そのようなお話でした。

(もっとも、私たちより先に登り始めて、途中で引き返さなかった組には、当然、登山中の私たちとは会わないのですが・・・)


雨はもちろん、かなり強い風が吹いているらしい。

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雨が強くなりました。
「御浜」も霧。

御浜小屋で様子を見ることにします。
視界の先にある「御浜小屋」。


「御浜小屋」にある御濱神社。奥で休憩と宿泊ができる。

御濱神社

ここの休憩所で昼食をとりました。
(休憩料、一人200円)

休んでいる最中にも雨が強くなりました。
休憩所のトタン屋根に打ちつける雨音が大きくなったり、少し止んだり・・・

ちょっと、登山道の先を見てきました。
先は見えません。強い風と強い雨と霧!


強い風が下から吹き上げています。

足腰の弱い、ひ弱な私では、強い風に耐えられないでしょう。

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みんなで相談しました。
勇気ある撤退です。

下山です。
雨は一層強くなりました。

登山道が川のようです。


登山道を雨水が横切ります。


沢登りではありません。


登山道が・・・。



登山道が川になっています。

・・・

・・・

そして
無事、登り口に帰り着きました。



登り始めの風景と比較


鉾立駐車場の様子

お気楽な私は、無事に帰れた・・・ということで、宿でゆっくり風呂に入り、楽しくお酒を飲みました。

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翌日、、、
明け方には、また大きな雷の音がしました。

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この後、「十六羅漢岩」を見学して帰りの途につきました。
https://www.yuzachokai.jp/view/jurokurakaniwa


この時も、突然の大雨が襲い、数十分の間、近くの東屋で退避していました。

鳥海山登山のリベンジを誓ったメンバーもいました。
どうなるのでしょうか・・・・・