研修会(酒井克彦先生)

税理士会が主催した研修会。

今日の講師は、酒井克彦先生です。
演題は、『保険税務を巡る重要論点-保険税務を巡る誤解と脆弱性-』です。

研修出席の希望者募集の連絡を頂いた時、直ぐに申込みしました。

酒井先生は、いつも生徒を飽きさせないです。

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20年くらい前のことですが、中里実先生の講話(タックスシェルターについて)を思い出します。
中里先生は、聴講者が飽きた様子を見せると漫談のような話に脱線させてくださいました。
(このときも保険関係でした!海外がらみの。。。(*_*) )
当時も既に大先生でしたが、何かの縁で小さな講演会に来てくださいました。
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お話は、単なる解説ではなく、いつも深いです(と、私は感じています)。


今日のお話は、「逆ハーフタックスプランの保険料」から始まりました。

内容は、
・法人税法基本通達9-3-4
・通達の意義
・法人税法22④
・トリカブトの粉末ふりかけ・・?
・短期の前払費用
・最高裁平成24年1月16日(保険金に係る一時所得の計算・・・)
・判例が及ぼす効果(争っていない事実は適法であるとするか否か)
・法人税法基本通達9-3-4を個人事業者へ適用できるか
・所得税法45①(家事関連費等の必要経費不算入)
・家事費であっても「所得から控除する」ものがある。譲渡、一時など
・低解約返戻金を期間中に解約

などなど。。。

3時間があっという間に過ぎてしまいました。