先日、ノートパソコンを廃棄しました。
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○ノートパソコン:レッツノート(Win xp)
○ノートパソコン:Acer(時々、不意に再起動する)
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そこで、HDDをどうするか?
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Acerは、これまでもクローンHDDの作成をしていることもあり、簡単に取り外しができました。
この取り外した1TBのHDDは何らかの方法で再利用するつもりです。
◎何らかの方法→
→他機種のクローン
→バックアップ用HDD
→テレビ用HDD(今も、以前に取り外したHDDを利用している。)
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問題は、レッツノートです。
この機種は、「軽量・頑丈・長時間・高性能」ということです。
ここで問題は、「頑丈」です。
最新のレッツノートは分かりませんが、廃棄しようとしている機種はバッテリーやHDDが簡単に交換できません。
例によって、google先生にお尋ねしたところ、裏蓋を開けるためには、たくさんのネジを処理しなければなりません。
--- 取り外しはあきらめました。
ではどうするか?
廃棄をしてくれる業者が中身を完全に消去してくれるとのことです。
しかし、私自身がどこまでできるかを、例によって遊んでみました。
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Windows標準機能でHDDのデータを完全消去する方法があることが分かりました。
そこで、Windowsの機能を利用することにします。
(マイクロソフト)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/298009/cipher-exe-security-tool-for-the-encrypting-file-systemhttps://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01186/020500004/?P=2
「cipher /wコマンド」です。
「削除」した場所に、「0」や「1」さらに「ランダムなデータ」を書き込みします。
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「削除」や「フォーマット」の命令を出すと、表面上はそのデータが消えます。
しかし、消したとされる個所には依然としてデータは残ります。
私は、次のようなイメージでとらえています。
①「削除」や「フォーマット」により目次は消されましたので、書庫には何も残っていないことになりました。
②でも、これまでのデータAは、書庫にそのまま残っています。
③次のデータBが入ってくると目次にBと追加記載され、無いこととされているデータAはBの分量だけ適当に消されます。
④次にデータCが入ってくると目次にCと追加記載され、無いこととされているデータAはCの分量だけ適当に消されます。
⑤以後、③と④の繰り返しです。
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したがって、無いこととされているデータAの内、上記③と④で上書きされない箇所(データ)は、ある種のソフトを利用すると復活します。
「cipher /wコマンド」は、目次は消されているが、書庫のデータがある箇所に、上記⑤の作業として「0」や「1」さらに「ランダムなデータ」を書き込み、データAを全部消すというものです。
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今回は、さらに「cipher /wコマンド」に加えて、かつて利用したことのある「復元」用フリーソフトや、別のフリーソフトも利用してみました。
これらのフリーソフトは、上記の「cipher /wコマンド」と同様の働きをするようです。
この後、「復元」を利用して、思いつく単語を入力して検索しましたが、ヒットしませんでした。
うまく消去されたようです。
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上記のいずれも、削除命令をした箇所にあるデータの消去です。
Windows OS自体は残ります。
Windows自体を抹消するソフトもあるようですが、かなり面倒です。
廃棄するパソコンに、これ以上の労力をかける興味はありません。
これで終了です。